馬息子の競馬成長記録

好きな馬だからこそ、こんなにも一生懸命になれる。どうせやるなら成長を喜びたい。そんな気持ちで始めたブログ。もはや長文ツイート。

中山現地にて 金杯を振り返る

本日は中山競馬場に行って参りました!
休みの関係上、1年で唯一中央に行けるのは毎年ここしかないので楽しみでした。

いつもは車で行くのですが今回は電車で行ってきました。船橋法典駅を降りるとすぐに競馬場へ向かう通路が飛び込んできました。

 

改札を通った瞬間にグッズや新聞を販売しているくらい街が金杯を盛り上げていました。

 


地下通路のような道を進むと左右には有馬記念皐月賞歴代の勝ち馬の写真がズラリ!

オグリ、テイオー、ブライアン、オルフェ、ディープなどなど。普通にここだけでも楽しめました。

 

 

さて、そんなこんなでチケットを受け取り指定席に移動しましたがトイレが近い、券売機も近い、パドックもすぐ見れる、喫煙所も近い、ゴールも割と目の前と席の狭さ以外は何一つ文句のない場所でした。

 

着いてすぐに2レースが始まるところでした。

予想する時間もなかったのでさらっと目を通してバシェロ騎手が乗る馬が良さそうだなと思っていたら時間切れ。そしてバシェロ騎手があっさり1着。んー持っていないんだか持っているんだかという中で中山実践が始まりました。

 

競馬ラボと出馬表を交互に見ながら馬券を購入していきました。

 

ちゃんと1レースあたりの購入金額はルールで決めた上限を守りました。単勝をメインで購入しようと思っていましたが馬連と三連複が多めでしたね。

 

会心のレースは中京7レース。

傾向としては新人騎手の斤量を活かした思い切った逃げが穴をあけるという事で人気薄の3頭を少額で購入したところ単勝14番人気で約90倍の古川奈穂機種が騎乗のタイセイグラシアが写真判定で鼻差で残ってくれました。

 

ここまで豆馬券BETとは言え負けていたものが一気にプラス域になりました!ただ中山じゃなくて中京なのがちょっと悲しい。


そして迎えた中山金杯

 

前日の夜に予想したのは以下の3頭

◎レッドランメルト→6着
マテンロウレオ→5着
▲アラタ→4着

と、ある意味で惜しい。それ4、それ5、それ6。

フェーングロッテン、ラーグルフは最後の最後に切ったのですが、その2頭が1着、3着と外していく。

 

いつもならここで「あー惜しかったなぁ」だけで終わっていましたが負けから学べることが必ずあると思うので考えてみようと思います。

 

まず結果から↓

 

勝ち馬のラーグルフから9着のラーゴムまでのタイム差は0.3秒アラタ、マテンロウレオに関しては0.1秒差と大接戦

共通点は上位3頭は内枠発走で最終コーナー通過順位が5番手以内。見返してみれば9レース、10レース、12レースも最終通過順位は4番手以内で決着しており位置取り関係の差と言えそうです。

1日を通してインコースで前目の馬が止まらなかったし特に芝に関しては全レースその傾向が如実に出ていました。土曜日にも中山開催があるのでこの結果は活かせそうです。

 

アラタとマテンロウレオはアガリが共に35.2で並んで伸びてきましたが、直線向いて前にいたアラタはあと数メートルあれば2着まで届く勢いでした。

マテンロウレオはスタートで少し遅れをとったのが最後まで響いたと思います。

 

お隣のクリノプレミアムと比べると一目瞭然で道中はインコースでしたが最終的には進路を確保する為に最終コーナーで外に出し、その分のロスが大きかった。ただ負けてしまったものの力負けではないので評価を下げる程ではないと思います。

 

本命にしたレッドランメルトは非常に良い手応えで直線を向きましたが、やはりこのレース外枠は不利で最初のうちに脚を使ってしまった分ガス欠を起こした感が否めません。


たらればの話にはなりますがもっと内枠であればこの馬にチャンスは十分にあったレースだったと思いますしこちらも評価を下げる必要性はないと思います。

 

という事で外してしまったものの、挙げた3頭にそれぞれ見せ場もあり敗因も明確だったので

もう少し内側が渋っていれば勝ち負けまでは行けたのかなと思います。

あと上位3頭が何故良かったのかも考えてみました。

 

3着 フェーングロッテン

敗れはしたものの、良いスタートを切りずっと先頭をロスなく回れた事で食い込んできたと思います。

 

2着 クリノプレミアム

先程も触れたようにスタートが良く理想的なポジションに収まりました。鞍上のMデムーロ騎手ですが今日は1日を通してかなり乗れておりメインの前に逃げ、先行、差しで既に2勝、2着1回と馬場状況がわかっていたのも大きい。
馬の力を余す事なく発揮させていての好騎乗だったと思いますし勝ってもおかしくなかった。

 

1着 ラーグルフ

1番人気を背負いしっかりと勝ち切るのは素晴らしいと思います。

と言うのも今日の中山は午前中から人気馬が複勝圏外になる事が続いており、正直ここでもそうなるかと思っていました。クリノプレミアムと同じ理由になりますが今日の戸崎騎手は絶好調で8回騎乗して4勝とデムーロ騎手同様に馬場読みが出来ていたと思います。

全てのレースで中団より前目で先行競馬をしていましたしラーグルフの邪魔をする事なく完璧な騎乗をされたと思いました。


ちなみに余談ですが京都金杯マテンロウオリオンを本命にしましたが、久しぶりに典さんのポツンが炸裂し全く見せ場なく終わったので特に触れないでおきます。